闘病日誌

生きてえ

10/21~那須オフ会の乱 地獄篇~

 

早朝起きる。

夜勤明けでよくわからん眠り方をしたので夜中起きまくったりしてリズムがハチャのメチャになった。

ぼんやりとした頭をなんとか稼働させながら朝ごはんを食べる。

チーズトーストとかまぼこと味噌汁とコーヒーを食べました。食の破壊者か?

朝から遊びに行く用事があったので集合場所へおばあちゃんに送ってもらった。

 

毎度おなじみ、スカイプ勢(10年来のインターネットフレンズ 付き合いが長すぎて人間距離感覚がバグっている 最近はスカイプを使わずディスコードを使っているので名前の意義が崩壊している)の一部が栃木に来ることになり、それならばと栃木スカイプ勢の総力を挙げてOMOTENASIを行うことにした。

その決行日の二日目が今日であり、みんなで一日那須観光しようや…という予定になっていました。

 

~登場人物~

 

creamさん

いつもの。

スカイプ栃木勢その1。

光の女児アニメオタク。

グルメな男なので旅中気に食わぬメシを食うとテーブルをひっくり返してバカモーン!!!と叫ぶのでは?という危惧があったが別にそんなことはなかった。

別名スカイプ勢の海原雄山(今おれが名付けた)

 

しょうゆさん

超越的な雰囲気を漂わす男。

スカイプ栃木勢その2。

女子力の高さに定評がある。ツイッターにガンギマリポエムを投稿するのが趣味。

一時期岸田メルに似ていると噂されていたが今日改めて見たら別に似てなかった。

 

ごはんさん

福井から放たれし刺客。

FPSがうまい。昔サドンアタックで笑いながらハンドガンで虐殺を行っていた暗い過去がある。

農業を生業としている農業系男子だが異常に非力でエアガンのトリガーを引けなかったという逸話を持つ。ハンドガンで虐殺を行っていたのに。

 

バーローさん

奈良より放たれし刺客。

スカイプ勢で一番格闘ゲームが強いと思われる。

ハメで人間を殺すことが生きがいのサイコ。今までの使用キャラはザッパ、アラクネ…あっ…(察し)

格闘ゲームをやっているときは北斗の拳の住人みたいに人間性がオワになるが実際に会うと気のいいナイスガイ。格闘ゲームは健康に悪い。

 

うしねこさん

東京から放たれし刺客。

生命力にステを振り忘れた水嶋ヒロみたいな見た目をしている。

いろいろなゲームをやってるイメージがあるが、7割ぐらいクソゲームな気がする。

会うたび体重が減っていってる気がするのであと3回ぐらい会ったときには”無”になっているのではないか?という危惧がある。

 

おれ

スカイプ栃木勢その3。

集合して出会い頭に「おっ下敷きクソハメ野郎じゃん!」って言われて普通に傷ついた。

 

pyramid-onsen.com

 

みんなは前日ここに泊まってたらしいです。

那須に長年住んでましたがここはあまりに胡乱なスポットすぎて近づいたことすらない…

どうだった?って聞いてみたらみんなから返ってきた第一声が「ヤバかった」ということだそうなのでそういうことなのだと思います。

 

朝っぱらから車で迎えに来てもらう予定だったので集合場所でボケッとしてたらBMWの完全に”輩”としか思えない車がスーッとおれの目の前まで来たのでえっ…おれ拉致されんの?って思ったら運転席からしょうゆさんが出てきた。

なんかレンタカーガチャに勝利してBMWが借りれたらしい。オタク6人がBMWに乗るな。

BMW内でアイカツの曲をかけながら集合場所へ向かう。おれが日常でアイカツの曲かけてるBMWに遭遇したら車間距離200mは空けるかな…

 

途中カーナビがバグって意味不明な山中に到着してしまうハプニングがあったものの何とか時間ギリギリで目的地に到着。

 

 

nozaru.net

 

ここに来ました。

オタク6人がアスレチックするな。

いやでもこういうアクティビティ、友人と一緒にやるの憧れてたんですよね…今までの人生友人がいなかったから…

樹上に設置されたアスレチックをホイホイやっていく感じのアトラクション。

インストラクターのお姉さんに説明を受けながらハーネスや命綱をテキパキと装着される。

お姉さんから「みなさんはどういった感じのお知り合いなんですか~?」と悪意ゼロで質問が飛んできたんだけど全員答えに困窮してたので「え~っと…大学時代の友達で…」っていう嘘1000%の返答してしまった。死後地獄へ落ちる。

命綱の器具を紐に通すインストラクションを受けてたんだけどこの時点で握力が足りずごはんさんが苦戦していた。女子かおまえわ。

 

 

間近で見るとあまりにも高すぎて震えながらみんなで「え、生きてえ」「死にたくねえ」「絶対に生還するぞ!」という声が上がってくる。

ハーネスと命綱をつけて高所と対面するというシチュエーションにおれとcreamさんは去年のトラウマを呼び起こされて二人で震えていました。

 

 

いや怖すぎ。

精神では大丈夫大丈夫って思ってはいるんだけど高所で頼りない足場に立っていると自然に足がプルップル震えてきて人間の本能というのを感じてしまう。

足がすくむというのはこのことを言うのだろう。

単純に足場を渡っていく系のやつでも普段と違うバランス感覚と筋肉を要求されるのでガシガシ体力を奪われる。

一つのコースを終えた時点で結構ヘロヘロになった。

うしねこさんはこの時点で腕がオワになり気づいたら命綱とハーネスを外して後方から父親のようにおれたちを見守る存在と化していた。しかもおれたちのアスレチック見てる最中道でコケて足首を捻ったらしい。なんだこの人!?

 

 

段々と慣れてきて楽しさが勝ってくる。

人間の慣れは恐ろしいもので段々と高いところにいても違和感がなくなってくる。

体を補助できるロープとか手すりみたいのがところどころ設置されてるんだけどそれに頼らないで手ぶら縛りプレイをすると一気に難易度が激増する。

おれはバランス感覚がカスなので5秒で縛りプレイを諦めたがしょうゆさんがスイスイと手すりなしで渡っていくのでスゲ~と思いながら眺めてた。やはり只者ではない。

どのコースも最後にジップライン(ターザンみたいなやつ)が設置してあってこれがすごく爽快。アトラクションをクリアしたご褒美的な嬉しさを感じる。

 

 

これはご褒美だからと油断して着地に失敗して死亡したcreamさんです。

 

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ジップラインには気をつけよう!

制限時間3時間だったけどあっという間に時間が過ぎてしまった。

若干時間が足りず一つだけコースを完走できなかった。前の人が詰まってて時間がかかってしまったのが原因だけどまあ観光シーズンだからしょうがないですね。

童心に帰れてかなり楽しかった。

でも全員体はオッサンなので「手が痛い…」「二日後の筋肉痛が怖い…」「ママ…」などの弱音を吐いていました。老いって悲しいね。

 

運動によって適度に空腹感と疲労感が溜まったところで次の目的地へ。

 

 

おれがよく来ている温泉へ来た。

 

jizaiso.co.jp

 

ここです。

ここは日帰りランチ+日帰り温泉で2000円ぐらいというお得セットがあり、今回はそれ目的で来館。

 

 

イカしたジャパニーズランチが出てくる。

実際ボリュームが半端なく(この写真のに加えてステーキの小鉢とデザートと食後のお茶までついてる)これと風呂で2000円は相当値段設定がイかれているとしか思えない。

みんなでおいしく食べた。

バーローさんは「こんなん味わったら、俺現実に戻りたくなくなっちまうよ…」と慟哭しておりごはんさんは「旨い…旨いんだけど俺の胃が弱い…強くなりてえ…」と悔やんでいた。もっと楽しそうにご飯を食べてください。

満腹になったあとは温泉へ向かった。

温めの風呂にゆっくりと浸かった。

うしねこさんが顔にタオルひっかけて寝てた姿が完全に子供の遊びについていった結果疲れ果てた父親の姿で笑った。この人…オヤジレベルがおれたちと一段階違うぜ…

露天風呂に入ってたら全然知らないおじさんに話しかけられてそのまま話し込むという田舎あるあるにも遭遇したがゆっくりすることができた。

しょうゆさんと二人でおじさんの相手をしてたけど最終的に「俺が死んでも葬儀はやらないでほしい」という話まで聞かされてどう反応していいかわからなくなった。お前重いんだよ。

ポカポカになって満足した。

 

 

風呂上がりに足つぼしてたごはんさんが「全然痛くないよ~」って言ってたのでおれもやってみたら0.5秒で激痛でショック死しかけた。これが農家の足裏力…

 

ポカポカで次の目的地へ。

この時点で半数ぐらい風呂とメシパワーに負けて車中で寝始めるやつが出始める。

オッサンは風呂とメシを摂取すると寝る。

少し山を下ったところで目的地に到着。

 

 

www.tochinavi.net

 

みんなでワイワイアイスを食べることにした。

牧場直結のアイス屋でフレッシュな味がする。

みんなで思い思いのアイスを頼んでたんだけどラズベリーと抹茶をダブルで頼んでたやつがあまりにも色彩的にオワで笑ってしまった。未確認生命体の卵みたいな色になってた。

外も肌寒いぐらいだったけど風呂から出たあとなのとちょうどおやつ時だったのもあって体中にアイスが染み込んでいった。完全に女子になったあ。

 

夕飯まで少し時間があったのでもう少しだけ観光することにした。

再度山の上まで登り橋を渡ったり散歩したりしてた。

例年那須あたりは10月半ばにもなれば紅葉が進むのに今年は遅めっぽくあまり色ついてなくて残念だったんだけど山の上のほうはそこそこ色づいてて綺麗だった。

橋渡った先を散歩しようとしたんだけど、本来は春に咲くツツジの群生地で秋の今に来ても枯れた草木しかなかった。

「これ完全に”無”じゃん」「虚無を散歩してる」「深淵歩きか?」と言われて展望台!この先展望台あるから!!!と無理やり歩かせたけど展望台の上から見ても”無”しか見えなかったのでさっさと帰った。”無”を案内してしまい申し訳ございません…

少し下の殺生石周りも見に行った。

 

 

この辺を夕方あたりに行くことはほとんどないので薄暗い雰囲気が新鮮。千体地蔵のあたりとかめちゃくちゃ不気味に見えた。

みなさまからは「クッッッッッサ!!!!」「屁の臭いがする これが玉藻ちゃんですか」「温泉ってうんこなの?(哲学)」と言った感想を頂きました。

 

そうこうしてる内に夕飯の時間になったので最後の飯屋へ。

 

 

オシャンなイタリアンでご飯を食べる。

 

 

しょうゆさんと頼んだドリンクが被っただけでキャピキャピしてしまう。自分たちをインスタ女子だと勘違いしているアラサーのおじさんたち。

 

 

 

オシャンなメシをおいしく食べた。

このレストランを選んで予約したのはおれなんだけど、下手な店を選んだらcreamさんに「貴様は美食倶楽部永久追放だ!!!」って怒鳴られてしまうかとビビっていたので良さげな店でよかったです。creamさんを何だと思っているんだ。

 

 

メイン料理まで平らげて大満足。

実はおれはこのメシ中搾精病棟の最終話が出ていることに気づき我慢できず読みながらメシ食ってたら「死ね(直球)」「世界中のイタリアンレストランに謝れ」「テーブルマナーの墓場みたいなことすんな」と言われました。みんなもご飯の最中にエロCG集見るのはやめようね。

 

満足して退店。

雰囲気もメシも店員さんもいい感じのいいお店だった。

帰り際に店員のおばちゃんの旦那さんとバーローさんの出身地が完全に一致してるということが発覚してちょっと盛り上がった。旅行先のたまたま選んだレストランの店員と出身地が同じなのどんだけの確率なんだよ。

 

ご飯を食べ終わったあと別れる。

遠征勢もみんな楽しそうにしてくれてたので全体的によかったです。

もう一日滞在するそうなので最後まで楽しんでほしい。

 

帰宅して日記書こう~と思ったんだけどアホほどの眠気に殴られそのまま寝てしまった。

翌日起きて午前中すべてを費やして日記を書いた。

よい休日でした。

 

終わり