闘病日誌

生きてえ

8/30

 

前日夜ムートくんとアクマさんと3人で仲良くUNIをした。

格闘ゲームは2人でやるとたのしい。3人でやるともっとたのしい。

ムートくんもUNIを気に入ってくれたみたいなのでよかった。

またやろうね。

 

昼ぐらいまで寝てた。

手持ち無沙汰だったので友人から借りた映画見た。

 

 

普段映画とかあんまり見ないけどおすすめだよって言われて借りた。

BGMだけ知ってたので軽い興味本位だけで見た。

 

以下感想(ネタバレ)。

 

死ぬほど落ち込んだ。

映像でこれだけ気分落ち込んだの初めてかもしれん。

なんで休みの日なのにこんな気分にならなきゃならないんだ・・・?って自問してた。

 

内容はドラッグに溺れた人たちがひたすらどん底に落ちてく話って感じ。

主人公のハリーと友人のタイロンとハリーの彼女のマリオンがいて、

こいつらはもともと薬物やっててそれを売って一攫千金してたんだけど、

薬物の売買のトラブルに巻き込まれたり、禁断症状に苦しんだりで徐々に風向きが怪しくなる。

最後はハリーは薬の打ちすぎで腕が壊死して切断。

タイロンは刑務所で禁断症状に苦しむ日々。

マリオンは薬欲しさに体を売る毎日。

 

まあこの3人はもともと薬物をやってて悪いことをしてるわけだから

最終的にひどい目にあってもしょうがないかな・・・って気はする。

それでもハリーはお母さんに稼いだ金で新しいテレビを買ってあげたり、

マリオンはハリー一緒に二人の夢だった服の店を建てたり、

タイロンは最後までハリー思いのいい奴だったりしたので結局見てるのは辛かった。

 

この三人だけの話ならまだそこまで辛いと感じなかったと思う。

この映画、もうひとり登場人物がいる。

ハリーのお母さんのサラ。

 

サラは夫も亡くして、息子も定職に就かずフラフラしてばかりで毎日一人寂しく生活してる。

唯一の楽しみはテレビショーを見ることだけ。

ある日電話でそのテレビショーに出演できるとのオファーが来る。

サラは喜んで髪を染めたり、昔息子の卒業式で着たドレスを着るためダイエットし始める。

そのダイエットの過程で友人の娘が飲んでいるというダイエットの薬を紹介してもらう。

その薬で見事にダイエット成功してドレスも着られるようになる。

 

でもその薬が実はドラッグだった。

日に日に服用が増えて幻覚や幻聴が出始める。

ある日完全に発狂してテレビ局に駆け込む。

そこでテレビ局の職員に警察を呼ばれてそのまま精神病院へ。

そのままよくわからない薬や電気治療を続けられて廃人になって終わり。

 

主人公たち3人はまだ自分たちで薬をやってるっていう自覚があった。

でもサラだけは自覚なくドラッグに手を出してしまってしかも一番悲惨な結末を迎えてる。

あまりにも救いがなさすぎる・・・

サラ、息子のハリーのことが大好きだし人を疑うことを知らない本当にいい人だし、

本当に見てて辛かった。

 

中盤でハリーがダイエットピルを薬物だと気づいてやめるように言うんだけど、

サラは「私は今これしかないの ダイエットをしてテレビに出られる自分が好きなの」

って涙ながらに息子に語るシーンが本当にきつい。真面目に泣いた。

息子のハリーも心底ではお母さんのこと大事に思ってるのが尚の事キツイ。

 

ラストシーンでは廃人になったサラの夢の中でサラとハリーがテレビショーに出演して、

「ハリー、大好きよ」「僕もだよ」

って言って終わる。

泣きながら横になるぐらい辛い。

 

登場人物の演技がみんなすごすぎるし(特にサラ役の人)

音楽と映像演出で薬物のトリップ感と絶望感がメチャクチャに伝わってきた。

最悪な気分だけどいい映画だと思う。最悪だけど。

言葉に出来ないぐらい感情が動く映画だった。

 

見終わった後辛すぎてお母さんに電話した。

みんなお母さんは大事にしよう!!!!!

 

感想おわり

 

心の鬱をかき消すためにずっとUNIのトレモをした。

 

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ヒルダかわいい。

起き攻めからいい匂いがするので使えるようになりたい。

 

夜何も食ってないことに気づいてご飯を食べに行った。

 

 

肉は鬱病をかき消してくれる効能があり健康。

 

もう悲しい気分になる映画は見たくない。

ジャッキーチェンがアチョーとかシュワルツネェガーがドドンパチみたいな映画だけ見たい。

 

終わり