闘病日誌

生きてえ

7/19

 

休日。

昼起きる。

ものすごく晴れている。

ガラッと窓を開けた瞬間に意識を全部持っていかれそうなぐらい暑い。

一瞬で外出を諦めた。

今日一日は引きこもるぞ~と決心を決めて、

軽い部屋の掃除と洗濯物を済ませて、飲み物とアイスを準備してPCの前に座った(俗に言う無敵フォームである)

 

WHITE ALBUM2をした。

以下オタク文。

 

小木曽雪菜ルートをやった。

満を持してというか、ついに来てしまったと言うべきか。

とにかく他のルートとは要求される覚悟の量が違いすぎる。

言ってしまえば今までの3人は前座に過ぎないですからね・・・

 

 

かなり序盤で出てくるこの選択肢で小木曽雪菜に電話をかけるとルートが分岐するっぽく、

30秒ぐらい深呼吸したあと覚悟をキメて選んだ。

 

 

無理。

もう無理。

開始5分で無理になってしまった。

このCGあまりにもやばすぎる。

今までのルートで偽の笑顔と悲痛の涙を流し続けた小木曽雪菜の安堵の笑顔と嬉しさからの涙・・・

泣いてしまう。

なんだかんだ小木曽雪菜の幸せをおれも望んでいたのか・・・

 

前半いつもどおりホテルで心を破壊された後、今度こそ春希は誰にも依存せず一人で耐える道を選ぶ。

がんばって日常に復帰して学校やバイトに行くんだけど、

そこで今までの3人のヒロインたちがそれぞれ春希を気にかけてくれる。

春希くんも真っ当に社会復帰して小木曽雪菜に対してもしっかりと向き合う覚悟ができていく。

頼むから最初からそうしてくれ。

 

 

まあこいつだけは出た瞬間悲鳴を上げてしまったんですけど・・・

和泉だけは最後まで自分の目標を達成させるために春希に接触し続けたけど、

結果的には雪菜への後押しをしてあげてる感じになってた。

でも春希の気持ちを確認したらもうスッパリ自分の身を引く潔さはすごくよかった。

この時点で何年もかけた演劇の脚本は出来上がってたはずなのに、

自分の目標が完全に達成できないとわかった瞬間に躊躇なくそれを捨て去る。

捉えようにとってはかなり狂気的なんだけど、そういうところが和泉千晶というキャラの最大の魅力なのかもしれない。

割とこのルートの最後のほうまで和泉がチラチラ出てくるんだけど、

正直最後までなんかまたデカイことやるんじゃねえかとヒヤヒヤしてました。

付けられた傷が大きすぎる。

 

春ちゃんもいつものお節介節で春希を気遣ってくれる。

このルートだと春希がフッた小春ちゃんの友達にかなり早い段階で直接謝罪する。

春希自身が精神的に成長してるっぽい描写だった。

ここで小春ちゃんも巻き込まれ的にふられてて、

若干傷心しているのがかわいかった。

ある意味では一番真人間だよな・・・小春ちゃんは・・・

この世界線だとちゃんと二人同じ大学にいけてるのでよかった。

真人間らしく普通に幸せになってくれ狂気に呑まれず。

 

 

麻理さんは相変わらずかわいかったです。

(このルート麻理さん全然出番なくて悲しかった)

 

精神的に完全に復活した春希は雪菜に再度告白する。

ここ、嬉し泣きする雪菜の反応以上に嬉しがる依緒と武也のリアクションが何より感動した。

今までのルート、この二人にも怒られてばっかりだったので・・・

ウッウッ・・・よかったね・・・よかった・・・って気持ちになった。

 

ここからは春希の話というよりは完全に小木曽雪菜の話になってきて、

小木曽雪菜がどういう思考をしたどういう人間かということがひたすら描写されてた。

ぶっちゃけると、

マジでめんどくさい!!!!!!

めんどくさいし重い!!!!!!!!!

 

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この一言が全てを表してる。

諦めきれないけど受け入れられない、女心と良心と三年間の狂気がないまぜになったメチャメチャな感情になってる。

でも、こういう感情、誰にでもあると思うんですよね。

触れられたくないけど構ってもらえないと寂しいとかそういう感情誰でもあると思う。

良心と欲望の間で揺れ動き続ける的な・・・

そういう意味ではこの小木曽雪菜というヒロインは究極的に人間くさいヒロインなのかもしれない。

 

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本当に重くて面倒くさくて魅力的なキャラだと思う。

 

距離感が掴めない二人は桜の木の下で告白し合った中学生みたい(武也談)にウブなお付き合いをしはじめる。

というかこのルート全体的に春希がめちゃくちゃこっ恥ずかしいセリフや行動をガシガシしまくる。

まあ雪菜を傷つけないためって名目はあるんだけど・・・

 

 

お前・・・まるでエロゲーの主人公みたいなことを言うなよ・・・

 

なんやかんやあって柳原朋っていう小木曽雪菜を一歩的にライバル視してる女に騙くらかされて大学ライブに出ることになってしまう。

柳原さん、最終的には悪い人ではないってことがわかるんだけどやってること結構マジで嫌な奴なのでちょっとどうなんだ?って思ってしまった。

危うく小木曽雪菜がハイエースされて薄い本展開されかけてた。

過去の出来事から歌自体がトラウマになってる雪菜をなんとかして歌わせようとする春希。

性交(未遂)で精算しようとして失敗した過去の三年間を、

今度は歌わせることで小木曽雪菜をあの頃に戻してそこから再出発させようとしてるっていう構図になってるのがエモい。

 

 

今度はちゃんと、かずさに頼らずにかずさにさよならできたんだよな・・・

ア~~~

 

ライブが終わったあと、ようやく二人結ばれてエッチシーンが始まった。

ここまで長かった・・・・・

メインヒロインのエロシーン見るために20時間以上かかるとプレイ当初は思ってませんでした・・・

さすがに二人共溜まってただけあって他のルートの10000倍ぐらい迫力あるエッチシーンだった。

お前らどんだけ感情豊かにセックスするんだよ。

あまりにも圧がすごすぎて震えながらマウスクリックしてた。

 

 

エッチシーンが終わったあとの一幕なんですけど、

このセリフがほんとうにやばくて、

introductory chapterで小木曽雪菜がカラオケで春希に自己紹介をするシーンがあって、

そこで発したセリフが「これで私の秘密は全部あなたに知られてしまいました」なんですけど、

ここにきてそのセリフを回収してくるとか・・・ほんと・・・

エモさ限界突破死。

 

最後は雪菜の家で誕生日パーティをみんなでしてるシーンで終わり。

ここもあのとき一人だった誕生日パーティにみんなが来てくれてる対比とか、

あのとき渡せなかった指輪を春希が渡してたりとか、

バリバリ伏線回収してくるので脳汁が止まらなかった。

 

 

本当に・・・本当に幸せになってよかった・・・小木曽雪菜・・・

ありがとうWHITE ALBUM2・・・最高の神ゲームでした・・・

 

って感慨に浸ってたら、

 

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出てきた。

冬馬かずさが。

 

えっおれは小木曽雪菜と幸せになったはずでは・・・

これですべて幸せになって終わったはずでは・・・

頭が???になってるうちに別バージョンのオープニングが流れ始めた。

closing chapter(大学編)が終わり、coda(社会人編)が始まった。

 

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これからが本当の地獄なのか・・・?

心の平穏が得られるのはいつなんだ・・・

 

ここまでホワイトアルバム2の話。

ツバ拭きます。

 

完全にすっ飛ばしてたけど夕方ぐらいに髪の毛切って会社の人たちと焼き肉食べに行ってた。

 

 

正直食べてる最中ずっとホワイトアルバム2のこと考えてたのであまり覚えてない。

肉はうまかった。

会社の人に「今日一日何してたの?」って聞かれたので、

ホワイトアルバム2っていうエロゲーしてました・・・」って答えたら、

「お前本当に終わってるよ・・・」って言われて、

ンダッオラアッッッッッゾッッッッスラッ!!!!!!って言ってしまいました。

 

明日朝早いから早く寝なきゃならないんだけどホワイトアルバム2の衝撃が大きくて眠れない。

このままだとおれは北原春希になってしまう。

 

終わり