闘病日誌

生きてえ

11/13 ~秋休み9日目~

 

朝起きる。

滞在最後の睡眠だということを噛み締めながら寝ていたら異様に眠りが浅くなってしまった。

体が現実に反逆しようとしている。

現実は容赦なく、時間はただ進むのみだったので諦めて起きる。

 

 

今日もよく晴れている。

思えば滞在中ほとんど晴れだった帰省、今まであんまりなかった気がする。

朝日を浴びながらリンゴを朝食代わりにかじった。

午前中はテレビを見ながらグランブをして時間を潰していました…許してください…

というか気づいたら明日もう古戦場本番ってマジですか?本当に終わっている。連休終了と同時に仕事と古戦場がいっぺんに来るの現実が厳しすぎるだろ。

うつ病になっていたらあっという間に午前中が終わった。なんで最終日をこんな気持ちで過ごさなきゃいけないんだ。サイゲームスは悪。

お昼と温泉をキメに最後の外出をした。

 

 

ハンバグーを食べに来た。

男の子はみんなハンブーグーが大好き。

ここのお店、町外れのなんもない奥地道路沿いにぽつんと建ってるんだけどいつ来ても混んでて人気がある。

店内は古民家風でまったりしており、出てくる料理もまったりとした優しい味がする。

定期的に来たくなるお店です。

 

 

餡蜜までキメて最強になった。

年を取るたびクリームあんみつというデザートに秘められた魔力を理解するようになってきた。こいつはデザート全一になれる器がある。

 

 

満腹になったあと温泉へ。

秋休み初日と同じ温泉へ来た。なんとなく収まりがいい気がするので。

ぬるめの温泉へじっくり浸かる。

悔いのないように全力で温泉を吸収した。全身温泉人間になった。

 

日が沈みそうになったところで帰宅。

道中お土産類を適当に買っていく。会社へのお土産、だんだんネタがなくなってきた。那珂川沿いの適当な石拾ってパワーストーンです!!!っつって全員に配るとかじゃダメか?

家に着く頃には日が沈んでおり夕飯の時間になっていた。

夕飯を待つ間犬と戯れる。

 

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なんかかわいがってたら別れなきゃならないのが唐突につらくなってきてしまった。

犬…お前がいるおかげで今回のQOJ(Quality of Jikka)は爆上がりだったよ…

短い間だったけどペットを飼う魅力がわかった気がした。でもうんちとおしっこの処理は本当に大変だ。

次帰ってくるときはもっとおっきくなっててこんな風にかわいがれないのかもしれないな~でもいっぱい食べて健やかに成長してほしい。

 

 

そうこうしてたらメシが出来ていた。

最後の晩餐を噛み締めて食べた。

もう味噌汁と煮物が出てくる生活ともしばらくおさらばだな…

 

時間になったので家を出る。

犬の顔を最後に見てこうと思ったら澄ました顔でドデカイうんこをしていた。犬なりの餞別なのかもしれん。

 

 

新幹線に乗り、東京へ帰る。

今回は宣言通りひたすらメシ食っては温泉入る生活ができた上に犬というDLC要素が噛み合ってかなり療養できた感じがする。

実家帰るたびに思うけど、絶対に老後はこういう暮らしを一生していたい。ファッキューコンクリートジャングル。おれは自然に迎合する。

 

東京に戻り家に帰ってきたおれは、

 

 

 

違うんです…これは…おれなりに現実と向き合おうとした結果で…

自宅のPCの前に座っていると実家にいた感覚が虚無に塗りつぶされていく感覚がする。

また明日から頑張って生きていこう。

 

終わり