闘病日誌

生きてえ

4/1

 

4月。

あっという間に春が来た…とは言い難い。二ヶ月前はこんな世相になるとは思いもしなかったな~

強く生きていきましょう。

あっ4月1日だった。実はおれの正体は銀髪狐耳ロリババ幼女です。しこっていいのよ。

 

昼過ぎ起きる。

朝寝て昼過ぎ起きる不摂生リズムがうまく刻めている。

外から雨がザーザー降ってる音が聞こえてきたので早々に引きこもりモードをキメる。最近は何は無くとも引きこもっていますが…

コーヒーとカントリーマアムを用意して読みたかった小説を読み始めた。

 

天冥の標Ⅰ メニー・メニー・シープ(上)
 

 

連休多くてヒマだから重めのSF小説教えて~って募ったらおすすめされた全14巻の激重小説。加減というものを知らない。

テラフォーミングされた異星で、指導者率いる総督の圧政と戦う市民のお話…と思わせつつ原住生物やアンドロイド、改造人間だとかの様々な関係性が入り乱れて群像劇と言った感じ。

大作SF!っていう触れ込みで読み始めたのでさぞや難解なんだろうな~って思ってたんだけど意外と設定的には複雑さはそこまで感じず読みやすかった。

これは作中で未来世界なのにも関わらず指導者が意図的に世界の文明レベルを下げさせてるっていう設定があるからかも。

むしろライトな感覚はファンタジー寄りな感じがするかも。原生生物の<<石工>>周りの設定とかはそんな感じがする。

狭く閉じた世界で理不尽な指導者から理不尽な圧政を受ける中、抗おうとする人たち、戦う人たち、虐げられる人たち、見てみぬふりをする人たち、という構図が実に現代社会的というか、いろいろな思惑が絡み合う感じが良い。

人間とアンドロイドである<<恋人たち>>の関係性は直近で読んだ飛浩隆の「グラン・ヴァカンス」的でもあるし神林長平の「膚の下」的でもありますね。

今回は一章の上ということもあり全体のエピローグ的な感じ…かと思いきや結構話が動いているのでびっくりしてしまった。

この先どうなるのか気になる終わり方をしたので下巻も早く読みたい。

この小説、ヒロイン候補がかなり濃いキャラばっかりで男の娘のアクリラちゃん、原始人系モン娘のイサリちゃん、虫娘のリリィちゃん、セックス狂いの軍人女、etc…

ハードSF小説には性癖を狂わす要素を入れるのが普通なんですか?

個人的にはイサリちゃんに勝利してほしいです。かわいいので。

 

小説読んでたら一気に夜になった。

完全に小説読むだけで一日が終わってしまったのでディスコードの通話入って「小説読んだだけだった…」って報告したら「十分何かしてるだろ!!!」「真の”何もしてない”を知らんのか?」「俺は今日起きてからユーチューブとトイレしかしていないが?」などの報告が相次いだ。小説は有意義了解!

久しぶりにリーレジェンドのサモンリフとかをやったりしたけどよくわからんうちに終わってよくわからんうちに勝ちました。よくわからんこのゲーム。

 

今日も気づいたら夜中。

家の中で過ごす時間として、読書はかなり”正解”のことをしている気分になれていいですね。

 

終わり