闘病日誌

生きてえ

11/19~11/20

 

夜勤。

良い休日を送ったことにより良い睡眠が取れた。毎日が良い休日だったらなあ~

前日夜、お昼とお茶のおかげであんまりお腹が空いてなかった影響でサラダしか食わなかったらバリクソに腹が減っていた。

今日は社食でごはん大盛りにしちゃお~と思いながら出勤。

 

出勤。

ごはんのことを考えていたら社食の営業時間勘違いしてごはんを食いそびれた。

 

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人間はごはんを食べたいときにごはんを食べられないと落ち込む。

10分過ぎただけだったのでいけるか!?と思いながら「今大丈夫ですか~?」って社食のおばちゃんに声かけたら「もう終わりです(鉄の意思)」って言われて泣きながら自販機でコーンスープ買っておれの夕飯は終わりました。この世に救いはなし。

幸いヒマだったので飢えの力を活力に変換して(無理では?)ガーッと仕事を終わらせた。

夜中めちゃめちゃヒマで一生食べログ見てたら本当に餓死するかと思った。最後に見た景色は食べログで検索した東京の家系ラーメンの写真でした…

朝もそこまで忙しくなく定時で帰れた。僻地に来た当初が一番忙しくてそこから徐々に落ち着いてきてる気がする。みんな夢から覚めたほうがいい。

 

帰宅してカップ麺吸い込みながらアークナイツして寝落ち。

ようやくレベル上げが一段落したぜ~!と思ってたらツイタアーの人から「それレベリングの入り口にすら立ってないよ」ってゆわれて縦から横になった。厳しい世界。

一番強化してあげたいスズランちゃんが星6特有の激重素材でプレッシャーをかけてくる。いかにデカ狐耳九尾金髪白タイツ無垢幼女と言えども重い女はな…

でも徐々に強くなって先に進めている気がする。がんばるぜ!

 

夕方ぐらいに起きる。

洗濯物をしないと詰むことに気づいて急ぎコインランドリーへ。

回してる間本を読む。

 

恐るべき子供たち (岩波文庫)

恐るべき子供たち (岩波文庫)

  • 作者:コクトー
  • 発売日: 1957/08/06
  • メディア: 文庫
 

 

先日喫茶店でコーヒーを飲んでいたとき、本がたくさんあってなんか読むか~薄くてオシャレでタイトル見たことあるしこれにしよ!って手を付けたらあまりに中身が難解で読みきれずその場で買って持ち帰ったという一冊です。

所謂純文学的なものに分類されると思うんだけど、SFを読んでいるときとはまた別の頭の使い方を要求された。

割とストーリーははっきりしてるんだけど一文一文が全部ポエムみたいな書き方で言いたいことを読み取るのがめちゃめちゃ大変だった。コクトー自身が詩人(韻を踏んでいます)らしいのでさもありなんという感じですが…

子供が持つ純粋さとそれに付随する残酷さ、閉ざされた空間と時間でその部分をより醜悪な方向へ腐敗させていく子供たちのお話。

小さい頃に親を亡くしたものの、周りの親切により不自由のない富がある生活をし続けている姉弟。その環境を当然と思い恩を感じることもなく、子供心の持つ傲慢さでもって惰眠と怠惰を貪り続け夢想の世界に浸り続ける。

根本のテーマは子供が持つ独特の世界観なんだけど、近親相姦や同性愛を含んでる(これも子供の世界観のうちに含めてもいいかもしれんが)ので全体的にドロッとした雰囲気が流れ続けてる。

背景描写も退廃的で、近世ヨーロッパの鬱々とした感じが伝わってくる。

特に印象的に「雪」が使われていて、始まりと終わりのシーンで雪が効果的に描写されているのが強烈に印象に残った。

救いのない話ではあったけど、完成度の高い映画を見たあとみたいな気分になれた。それぐらい情景の描写が綺麗だった。よくわからんかったけど。

純文学ってこういう風に楽しむものなのかもしれん。

あとがきで「コクトーがヤク中になってる間に二週間ぐらいで書き上げた小説です」ってあってなるほどね…という気持ちになりました。文章に狂気を感じたので。

 

本を読んでたらお腹が空いてたのを思い出して飯を食いに。

 

 

またまたまた中華をキメに来た。

レバニラ炒めに白菜入ってるの珍しい気がする。多様性ですね。

相変わらずご飯の盛りがアホそのものでニッコリ笑顔になる。

モリモリ食べて元気になった。

 

帰宅。

みんなと軽くテーブルゲームしたりff14日課潰したりした。

明日で僻地・労働も最後。

がんばるぞ~

 

終わり