闘病日誌

生きてえ

1/25

 

朝起き。

眠ってから12時間ぐらい経っていた。

 

 

外を見たら真っ白になってた。

前日寝てるときに風がすごすぎて家がぶっ倒れるかと思ってたけど、ついでに雪もついてきたらしい。とんでもない時期に帰ってきちまったようだな。

 

 

布団から出て下へ降りるまでに凍って死ぬかと思った。この家、冷蔵庫すぎる。

キッチンに置いてたコーヒーミルを握っただけで体温が全部吸われて手の感覚が全部無くなった。人が生きる環境じゃねえぞ!!!!

すぐにストーブを付けてその前でプルプル震える生物になった。

 

 

犬を吸ってあたたかみを得る。犬のおなか、なぜこんなに暖かいのか…ぬくもり…

白くなった外を見て尻尾をブンブン振りながら走り回っていた。プルプル震えながらそれを眺めていた。生物としての強度で負けている。

 

本当は今日おばあちゃんと一緒にロングドライブを行い茨城の港町まで行く予定があったのですが大雪すぎて無理ゲーだったので家に引きこもることにした。

「生きる気力を失ったねえ……」とおばあちゃんも落ち込んでいた(そんなに?)のでせめて当初食べる予定だった寿司を食いに行くことにした。

 

 

 

近所の寿司屋へ来る。

海鮮丼セットを食べた。おいしかったんだけどソバも冷たいし海鮮丼も冷たかったので激烈に身体が冷えた。明らかに選択ミス…

お茶を二杯飲んで無理やり身体を温めた。お腹がたぷたぷだよ。

 

帰宅。

どこへ出かける気もしなかったのでそのまま家でのんべんだらりと過ごした。

アクナイツしたりテレビ眺めたりおばあちゃんの編み物を眺めながら時間を潰した。「暇すぎてしょうがないねえ!!」って言いながら一生編み物をして大量のマフラーを生産していた。

 

 

夕方ごろワンがトリミングから戻ってきた。

二ヶ月ぶりだったらしく大分チョリチョリになっていた毛がフワンフワンになっていた。このフワフワも2日ぐらいでチョリチョリになるので儚い命です。

思う存分吸いまくり揉みまくりして犬エネルギーを得た。トリミングしたての犬からしか接種できない栄養が存在する。

 

 

そうこうしてるうちに夕飯の時間になったので食う。

昼に氷属性の飯を食ったので炎属性のけんちん汁で暖を取った。うれしいね。

ヤケクソな量のカツが出てきたけどヒレであっさりしていたのでたくさん食べられた。あっさりしているということはカロリーもあっさりしている。

 

 

満腹になっているところに超ヘヴィー級デザートが出てきた。

血糖値爆上がりして爆速で眠くなりました。

 

な~んもしてない一日だったけど犬揉んでいい飯食っただけでも満足です。

これが実家のパワーって訳。

 

 

しょんぼりワン。

 

終わり